Web会議とその利用に当たって

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従来、お互いが遠隔地に居ながらにして会議を行うためにはテレビ会議が用いられてきました。
このテレビ会議の利用者は主に役員レベルで、お互いの表情を読み取ることで駆け引きを行うなどその臨場感により会議が進展していくというものでした。
テレビ会議は一部の重役の利用にとどまり、また専用の端末を必要とする大掛かりなものとなっています。
これに対してWeb会議では、USBでつなぐことのできるWebカメラおよび音声をやり取りするためのヘッドセットを設置することが基本なため、安価に導入することが可能です。
また、その対象となる利用者は企業などの従業員がメインで、利用目的もオンライン会議室にとどまらず従業員同士の普段のコミュニケーションや共同作業など実務レベルで利用することが前提となっています。
そのためWeb会議は従来の一部の役員のみが利用するテレビ会議とは異なり、企業の従業員が皆で使えるため利用者層は幅広いものとなります。
また、利用者が各自の自席のパソコンを利用して会議に参加するため会議を開催するための会議室のレンタルや開催地への移動などといったコストを抑えることが出来ます。
加えて、従来のテレビ会議にはないWeb会議の特徴としてはパソコン画面を利用して資料を印刷した状態と同じように表示することで対面式の会議で紙の資料を配布するイメージを再現する機能や、ホワイトボード機能を利用して会議の進行にあわせてフリーハンドでイメージ図などを描くことが出来る機能に加え、アプリケーションやデータを共有することで双方向でのデータの閲覧や変更なども行えることが挙げられます。
一方、Web会議においてその内容が盗聴されてしまうことや、参加権限が与えられていない第三者が会議に参加してしまうことなどがないようにそれに対応したセキュリティ対策をする必要があります。
Web会議を開催するにあたってアクセスをしてきた利用者が正当な利用者であるかどうかを確認し、正当であればアクセス権を与えるというプロセスは「認証」と呼ばれるものです。
認証はWeb会議の参加を参加権限のある人のみに許可するためのセキュリティゲートとなっています。
このためWeb会議においてやり取りするデータは暗号化されます。
Web会議主催者は参加者に対してこのセキュリティゲートを通るための「鍵」を渡します。
この場合の鍵とは「公開鍵」と呼ばれるものです。
この公開鍵によって暗号化されたデータを復号できるのはWeb会議主催者の管理している秘密鍵のみとなっています。

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