Web会議参加とセキュリティ

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Web会議とは、パソコンにWebカメラを設置し、インターネット回線を利用して各遠隔地において双方向で映像や音声による会議を行うためのシステムのことです。
Webカメラをはじめ、ヘッドフォンやマイクなどの安価な機器で導入できることがメリットです。
Web会議のホワイトボード機能を利用すればフリーハンドでの描画が可能なため資料を表示した際、状況に応じて注意点やイメージ図などをその場で画面に書き込むことが可能です。
また、会議には各自オフィスの自責で参加できます。
このことで人数が多くとも広い会議室のレンタルをせずに済み、加えて移動にかかる費用も抑えることが出来ます。
Web会議を利用するケースが主に社内という場合には、Web会議システムはVPN内に設置することが主流となっています。
VPNとは情報セキュリティのためのネットワークで、遠隔地の各拠点間において暗号化された通信により社内ネットワークであるイントラネットと同様の環境を仮想的に再現するためのものです。
VPNのセキュリティ機能には、カプセル化と暗号化が挙げられます。
カプセル化とは、別のヘッダ情報を付け加えパケット通信を行い、そのやり取りをする両者のみがもとのパケットを取り出せるようにする機能をいいます。
次に、カプセル化のみではデータの内容が見えてしまうため暗号化を行います。
暗号化とは、データを第三者が見ても解読が出来ない状態に変換することをいいます。
このことにより盗聴された場合でも情報セキュリティを保つことが出来ます。
暗号化においては文章を分割する、あるいは文字の位置を決められた数だけずらすなどのルールを決めます。
このルールは鍵と呼ばれます。
VPNにおいては秘密鍵と公開鍵という二つの鍵を組み合わせて利用します。
その方法はまず、秘密鍵に対応した公開鍵を通信相手に渡します。
この公開鍵では暗号化のみが可能でデータを元に戻す復号はできません。
公開鍵に対応した手元にある秘密鍵のみがデータの復号を行うことが出来ます。
一方、取引先とのWeb会議をやりたいといった場合にはVPN外となりASPと呼ばれるシステムが利用されます。
ASPではプロバイダーのデータセンターを中継することになります。
このためそのセキュリティはサービス提供プロバイダー各社により内容やシステムが異なってきます。
セキュリティシステムは高い方が望ましいですが、そのことで導入や運用面においての負担が大きくなってしまわないように十分に検討してから導入することが望まれます。

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